レンガと木製杭で花壇づくり
2014年2月15日。
レンガと木製の杭を使って花壇を作ることにした。
近所のホームセンターで調達してきた資材はこちら。
大量のレンガと、木製の杭。
壁際にレンガで花壇をつくる
塗装を終えたブロック塀の前にレンガで花壇をつくる。
今回もレンガは固定せず「置くだけ簡単!レンガ花壇」を設置する。
まずはレンガの高さに水糸を張る。
そして水糸の高さにレンガを揃えながら置いていく・・・。
完成。高さ調整しながらレンガを置くだけだからとても簡単。
あらかじめ目印の水糸を張っておけば高さが均一になるから、見た目も綺麗。
一つだけ工夫した点はレンガを綺麗に半分に割るために、ディスクグラインダーとタガネを使ったということ。
あらかじめディスクグラインダーでレンガの4面に溝を掘っておき・・・
タガネで1発叩くと、とても綺麗にレンガを半分に割ることができる。
Before
After
レンガ花壇は壁のデザインの一部になることを狙って設置したもの。なかなか良い感じに仕上がった。
木製杭で花壇をつくる
木製杭の花壇は、丸花壇の横に作ることにした。
花壇にするエリアをあらかじめ耕し、腐葉土・赤玉土・苦土石灰をすき込んでおいた。
木製の杭で花壇エリアを囲っていく。
完成。
このあと花壇と言いつつ、このエリアにはひとまず野菜を植えてみることになる。
リビングから見た庭の様子。
少しずつ庭造りが進んでいる。
ブログ投稿日:2020年5月9日
ブロック塀の塗装 ~ 後編
2014年元旦。
年末に妻と二人で地獄の「3日間集中モルタル塗り付け工事」をやり終え、我が家も新年を迎えていた。
初日で「手がちぎれるのではないか」と思うほどのつらい作業を年末に3日間も続けた結果、正月早々、経験したことが無いほどの痛みが全身を襲っていた・・・。
しかし我々の体は毎晩、サ○ンパスという特効薬を利用することによって随分と救われた。
一方で真冬にサ○ンパスを体に大量に貼ると、寒くて寒くて、眠れなくなることを知った。
また寝室の布団にはサ○ンパスの香りが移り、しばらくのあいだ布団からのスースーした香りが睡眠をさまたげることとなった・・・。
ノロを使った仕上げ(2014年1月3日)
2014年1月3日。
2日間休んだことで少し体力が回復してきたところで、ノロ(セメント+水+改良剤)を使った塗りの仕上げ作業に入った。
モルタル塗りが終わった時点では壁の表面が大きくデコボコしている状態で見た目が悪かったため、ノロを使って仕上げ塗りを行うことにしたのだ。
これは意外と簡単で、1日で壁全体を塗り終えることができた。
ノロはモルタルと違い「砂」が入っていないため重量が軽く、また粘着力が強いため壁に塗り付けることが比較的簡単なのだ。
ノロを塗り終えたところ。
最終的にはあえてある程度のデコボコを残すことにした。ツルツルの表面にしてしまうと、ナチュラルさが失われると考えたためだ。
以上で遂にセメントとの戦いが終了!
「もうしばらくセメントは触りたくない・・・。」と、妻と強く気持ちを共有した。
ペンキで塗装(2014年2月11日)
シーラーの塗装
地獄のモルタル塗りから1ヶ月が経過し、壁はすっかり乾いた。
ペンキの塗装に入る前にコンクリート用のシーラーを塗り付けた。下地の強化と塗料の密着性向上が期待できるとのこと。
モルタルの塗り付けとは打って変わって、ローラーを使った超絶簡単な作業。
ただただ楽しいだけの作業。
ペンキの塗装
いよいよペンキの塗装に入る。
ペンキの色はアイボリー。塗りやすさを重視して水性ペンキを採用した。
ペンキ塗装1回目を終えたところ。まだ下地の色が見えている。
ペンキ塗装2回目。下地の色は薄くなった。
ペンキ塗装3回目。
壁のデコボコも自然な感じで悪くないように思う。
アイボリーは少し白すぎる気もするが、何年か経過すれば汚れで程よい色加減になるであろうと想定してこの色を選択した。
これにてブロック塀の塗装作業は完了!
Before
After
本当に大変なお正月休みだったが、様々な経験を積むことができ、また出来栄えも満足のいくものであったため、結果としては成功と言えるのではないだろうか。
しかしとにかく「プロ」の凄さを身をもって体感した日々であった。
ブログ投稿日:2020年5月8日
ブロック塀の塗装 ~ 前編
2013年12月29日。
年の瀬が押し迫るこの日に、一大プロジェクトがスタートした。
この家に引っ越してきてからずっと気になっていた「無機質なブロック塀の塗装プロジェクト」である。
年末年始休暇を利用してこのブロック塀を塗装することにしたのだが、ただペンキで塗装してしまうといかにも「ブロック塀にペンキを塗りました!」という感じになってしまうと思い、ブロックの質感を消したいと考えた。
ブロック塀の質感を消すため、採用した建材は「モルタル」。
この選択がこのあと苦痛と地獄の年末年始休暇を迎える原因となる・・・。
2013年時点の私はまだまだ向こう見ずな性格で、施工の簡単さよりもコストの安さを重視してモルタルを選択した。もし執筆時点の2020年現在の自分であれば「ジョリパット」など、多少お金が掛かったとしてもDIYで比較的簡単に施工できる建材を選択したことだろう。
ブロック塀の洗浄
洗浄といっても、まだ1ヶ月ほど前に完成したばかりのブロック塀。まだとても綺麗な状態であったため、土に埋もれていた部分だけを掘り返し、水洗いした。
余談だがこの年末年始はとても寒かった。
このように小雪の舞う中での作業となったことは苦痛原因のひとつ。
少し話が脱線するが、年が明けた2014年2月にはこの辺りの地域では大変珍しいまとまった積雪があった。あまり覚えていないが平年よりも寒い冬だったのだろうか・・・。
・・・話を元に戻そう。
モルタル塗り1日目(12月29日)
まずはモルタルを作らないといけない。これがまず苦痛のポイント。
砂・セメント・モルタル改良剤へ水を混ぜて練っていく。まず水以外の資材の分量を量り、良く混ぜたあとで水を少しずつ足しながらひたすら練っていく。
この練りの作業は地味なくせに、かなり大変な作業だ。
そしてモルタルを壁に塗り付けていく。これが最大の苦痛ポイント。
まず壁にモルタルがなかなか貼り付かない。引力に負けてボタボタと下に落ちてしまう。そりゃそうだ。壁は垂直に立っているのだもの。
モルタルを壁に貼り付けるためには「コテ」の角度と滑らし方にコツがある。コツを掴むまでは何度もボタボタと下に落ちるモルタル。落ちては塗り直し、落ちては塗り直し・・・を繰り返す。モルタルは意外に重く、かなり手首に負担がかかる。
左官屋さんの技術力は凄いのだな・・・などと思いながら、ひたすらモルタルを練り⇒塗り⇒練り⇒塗りを繰り返す。
1日掛けて塗り終えたのはたったの6列ほど。ブロック塀は全部で20数列ある。
ここでようやく気が付いたのだ。
「これは大変なことに手を出してしまった・・・。」と。
モルタル塗り2日目(12月30日)
写真は2日目の作業を終えたところ。
2日目は作業に慣れてきたこともあり若干作業スピードがアップした。前日よりも2~3列は多く塗れたようだ。
しかしとにかく体が痛い。全身が痛い。前日に慣れない体勢でモルタルを塗り続けていたのだから当然だ。
最も痛いのは手首だ。モルタルを壁に押し付ける動作を繰り返すため手首に相当なダメージがある。手がちぎれそうな位に痛い。
モルタル塗り3日目(12月31日)
当初は1日か2日ほどで終わると思っていた。見込みが甘い・・・とは正にこのことだ。
作業は3日目に突入。大晦日にこんな作業をしているのだ。ボロボロの体で。
ここまでくれば意地である。何としても2013年中にモルタル塗りを終わらせたい。・・・と。
どうにか終わった・・・。
地獄の3日間。
写真のタイムスタンプは2013年12月31日の17時。2013年はモルタルとの戦いで終わっていった・・・。
<< 後編へつづく >>
ブログ投稿日:2020年5月6日
敷石の設置と丸花壇づくり
2013年12月。
勝手口から駐車場へ向けて敷石を設置することにした。
イメージ図を地面に描く
地面に直接イメージ図を描いてみる。歩幅を考えながら間隔を決める。
写真に写っている植物は賃貸アパートのベランダから持ってきた植物たち。
奥に見える倉庫はホームセンターで購入。偶然「現品限り3割引き」のものが出ていたため、ラッキーだった。ガーデニングを続けていく上で道具入れは必須。
目印のロープを設置して、メジャーで寸法を測りながら敷石を仮置きしていく。
これが意外と難しい。ほんの少しずれただけでとても見た目が悪くなるため、何度も調整を繰り返した。
仮置きは完了。しかし・・・
仮置きが完了。
しかし何か違和感がある。
違和感を感じるのは庭の中央に設置した丸花壇。どうも貞子さんが出てきそうな感じ。違和感の原因はこのあとで明らかになる。
敷石の周りには赤い砂利を購入して撒いたのだが微妙に足りず、地肌が見えている。
完成!
完成!
微調整を繰り返しながら、敷石とレンガを固定していった。失敗が怖いのでモルタルでは固定せず、土で固めるだけにした。赤い砂利も追加購入してまあまあの出来栄え。
丸花壇から貞子さんが出てきそうだったのは、レンガを縦置きで使っていたため。横置きにしたら違和感が無くなった。レンガは縦置きすると井戸みたいに見えるのだ。
リビングからの風景。
植木屋さんに行って、ロシアンオリーブ、シマトネリコ、ブルーベリーなどの庭木を調達。少し一戸建ての庭らしくなってきた。ただまだ庭全体のデザインが固まっていないため、庭木の定植はせず、しばらく鉢植えのままで育てることとした。
しかし・・・。やはり無機質なブロック塀が気になって仕方がない・・・。
ブログ投稿日:2020年5月5日
ブロック塀とフェンス
プライバシーの確保
自宅を契約した際にはお隣の賃貸アパートとの間の塀がとても低く、庭と自宅のリビングが丸見えの状態で、プライバシーが守られているとはとても言い難い状況でした。
お隣の賃貸アパートとの間に高い塀を設置するのは少し気が引ける部分もありましたが、おそらく日々生活していくうえで、常にお隣の目線が気になるのはお互いにストレスです。
幸いお隣の賃貸アパートは北側が我が家との境界であり、元々日当たりの悪い方角であったことから、目隠しの塀とフェンスを設置させて頂くことにしました。
ブロック塀とフェンスの工事
ブロック塀とフェンスの設置工事はプロにお任せしました。安全性の問題もありますので、流石に素人の私がDIYで設置できるレベルではありません。
いくつかの業者さんに見積もりをお願いしましたが、お手頃なコストで大変丁寧な仕事をして下さる業者さんと出会うことができ、幸運でした。
施工前後の様子
Before
After
やはりプロの技は凄いです。完璧な仕上がり。
最初に私が選択していたフェンスは目が粗く、業者さんが「それでは目隠しになりませんよ」とアドバイスして下さりました。
結局フェンスの選択も業者さんにお任せしたのですが、正解でした。センスの良いものを選んで頂け、とても気に入りました。
しかししばらく経過すると、ブロック塀の部分が無機質なのが気になるようになりました。それはブロック塀との格闘につながっていきます・・・。
ブログ投稿日:2020年5月4日
中古一戸建ての購入
荒れていた庭 (2013年9月23日)
住んでいたアパートから徒歩で数百メートルの近所に売り出されていた中古住宅。
築10年の比較的新しい物件だったが、なかなか買い手がつかなかったようで値下がりしていた。
家は有名メーカーのもので軽量鉄骨造のしっかりとした建物。見た目もとても綺麗な素敵な建物だったが、前オーナーさんは庭造りには全く興味が無かったらしく、私たちが見学にいく直前まで庭は草ボーボーの荒れ地だったらしい。庭が荒れていたことは、なかなか買い手がつかなかった理由のひとつかも知れない。
写真は仲介してくれた不動産屋さんが草むしりをした後の状態。
限界を迎えていたベランダ・ガーデン
一方で1年半前から趣味でベランダ・ガーデニングをはじめていた私は、無計画に次々と新しい植物を買い足していったせいでベランダが飽和状態を迎えていた。
ベランダの植物密度が高く、洗濯物を干すのにも邪魔になる状況。
- 自分の庭でのびのびとガーデニングをしたい私
- 植物に邪魔をされず、のびのびと洗濯物を干したい妻
- そろそろ賃貸暮らしから脱却したいが、生活圏を変えたくない妻と私
などなど様々な要因が重なり、売りに出された近所の中古物件の見学に行くことになった。
- 9月23日 見学
- 9月26日 本申込み・手付金入金
当時の私のメモによると、3日で決断して家を買っていたようだ。
ある方が「家を購入するときは勢いが必要だ!」とおっしゃられていたが、今思い返してみれば本当にその通りだなと思った。
ブログ投稿日:2020年5月4日